呪われた動画

友人がなくなった。彼はバイクが大好きで俺ともよくツーリングに行っていた。
彼とは幼少の頃からの大親友で共に結婚していたと言う事もあり家族ぐるみの付き合いをしていた。
ある日友人がいきなり俺の家に来て

「なぁ頼みがあるんだ もし俺が死んだ時の為に動画を撮影しておいて欲しいんだ。」

友人の趣味はバイクで結構峠とかを飛ばして走るのが好きな奴なのでもし自分に
何かあった時のために動画を撮っておくと言うのだ。

そんな事をするくらいなら

「バイクを乗るのを辞めろ」

と俺は言ったがどうしても動画を撮っておきたいと言うのでまぁ友人らしいと
思い撮影する事にした。

撮影は俺の家のリビングのソファーに座って撮影した。

「これを見ていると言う事は僕は死んでしまったと言う事だろう今まで本当に好きかってさせてくれて有難う。 めぐ(嫁)ゆう(娘)そしてお父さんお母さん僕の勝手な趣味でみんなに迷惑を掛けて本当に申し訳ないと思っています。僕が死んで
しまって悲しんでいるかもしれませんがどうか悲しまないでください僕は天国で
楽しくやっています。家族に会えないことが残念ですが皆さんどうか泣かないで
笑って見送ってください。」

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この動画を撮影した後約1年後友人はバイク走行中の事故で亡くなった。
バイク走行中の事故とは言う物の俺的には少し疑問に思っている事があるそもそも事故が起きた場所が峠道ではあるが長い直線で単独で転倒し亡くなったのだがどう考えてもその場所でバイクが転倒するとは思えないのだ。

通夜告別式はとても悲しいものだった泣き叫ぶ奥さんと娘 俺も信じられない思いだった。

それから2ヶ月後 俺は例の動画を友人の家族に見せるか悩んだ結果 友人の家族に動画の存在を話した。

是非動画を見せて欲しいと言われ友人の家族の元で動画を再生した。

「ジリジ~~えーひろしです。このジジみてい・・・・・・・いうこ・・・とジ
おれは・・・・し・・・・・・・です・・・・・・あ・・・。」

友人が喋る声の後の雑音がとても酷くて声が聞き取りにくい撮影した時はこんな
音は入ってなかったのに・・・・・・。

「最愛なる家族僕を育ててくれたお父さんお母さんそれに僕の友人達 僕が
ヴぅヴヴ~ヴヴうヴヴ~ヴうヴっヴうヴ~ヴぅヴ~ノロウヴヴぅ~~~ノロウ~
ヴヴヴヴヴヴヴ~~~~ヴぅぅヴヴ~~~~お父さんお母さんありがヴヴぅ~と・・・ヴヴヴヴ~め・ぐヴゆうヴヴヴ~~~。」

これを見た友人の家族は泣き叫び これはただ事ではないと悟った俺は直ぐに家族にこんな動画では無かったと説明しお寺の住職にお払いをお願いしに行った。
動画を持って行くや否や

「それはうちでは無理です。この霊媒師ならもしかしたら除霊してくれるかも知れません。」

と住職に紹介されそちらに持っていった。

霊媒師にも

「凄いものを持って来たな。」

と言われその霊媒師によると友人は動画を撮った時点で完全に呪われていて
あちらの世界に引っ張り込まれていた。なぜ1年もの間 生きて居られたか不思議
なくらいだ。本来なら動画を撮影した後すぐに呪われて亡くなっていたハズだと
言われた。

その霊媒師さんにお祓いをして貰い今のところ俺や友人の家族に不幸な事は
起こっていないが今でもあの動画の事を考えると凄く怖い。

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