あの夏のトンネル

僕が小学3年生の夏休みに起きた不思議な出来事の話です。
僕は姉と両親の4人家族で 僕は夏休みという事で近くの公園で1人で遊んで居ました。

もうそろそろお昼になるので1回家に帰ろうとさっき来た道を見るとお姉ちゃんが山の方に歩いて向かっていました。

一体どこに行くんだろう?と思った僕はお姉ちゃんの後をつけて行きました。
暫く歩くと全く知らない道に出てお姉ちゃんはトンネルの中へと入って行きました。僕はお姉ちゃんの後を追う様にトンネルの中に駆け込みました。

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最初はお姉ちゃんに見つからない様にコソコソと後をつけてニヤニヤしていましたが一向に僕の気配に気づかないお姉ちゃんに豪を癒した僕はお姉ちゃんに駆け寄って行きました。

しかし何故だか一向にお姉ちゃんとの距離が縮まらず歩いても歩いても出口にすらたどり着く事が出来ません。
不安になった僕は半ベソをかきながら無我夢中で走りました。後ろで誰かが僕の
事を呼んでいる様な気がしましたが何と無く振り返ってはいけないような気がして必死で走りました。

必死で走っていると何とかトンネルを出る事が出来ました。

トンネルを出てから後ろを振り返ったけれど誰も居ませんでした。そのトンネルを出た場所はひまわりが咲乱れた 見た事の無い場所でした。僕はそこでわんわんと泣いてうずくっまって居ると近くの農家の人が

「どうしたんじゃ 取り合えず家に来なさい」

と言い農家の家にお邪魔して電話を貸して貰いました。家に電話を掛けたのですが何故だか「現在使われておりません」となり電話が繋がりません。

不安で不安で仕方がなかった僕ですが物凄く歩き疲れきった子供の体でいつの間にか眠ってしまって居ました。

気がついた時には車の中でお父さんが運転をして居て 僕はお父さんに

「今日お姉ちゃんは一体どこに行っていたの?」と尋ねるとお父さんは不思議そうな顔をしてお姉ちゃんは今日ずっと家に居たよと言いました。

お姉ちゃんが家に居たと言う事は一体 僕は誰の後をつけたのだろうか。

後からお父さんから聞いた話だが僕はお寺の大きな木の下で眠って居て誰かが家族に連絡したらしいのだが 一体誰が連絡したのか分からないと言う。

僕はトンネルを抜けてからの記憶が曖昧でいまいち覚えていないけど とても不思議な体験でした。トンネルの中のお姉ちゃんに追いついていたらまたは後ろを振り返っていたら今頃僕はどうなっていたのだろう・・・。

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