真夜中の喉の渇き

夏に向けて物凄く暑くなって来るのですが俺の部屋にはクーラーがなくマンションの3階と言う事でいつも窓を開けて寝てはいるが風通りがあまり良くないので何時も夜中に目が覚める。

大体何時も夜中の2時から3時辺りで目が覚めて冷蔵庫をあさりジュースを飲んでまた寝ると言う日々でした。

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たまに冷蔵庫にジュースを買い忘れてマンションの下の自動販売機にジュースを買いに行く事があったが何時もエレベーターに血の気のない女性が乗っているとか上半身だけのテケテケが追いかけて来るとか殺人鬼が影に隠れているとか妄想して少し怖がりながら自動販売機にジュースを買いに行くのですが特に霊的な現象に会う事もありませんでした。

その日も何時もの様に夜中に目が覚めて冷蔵庫を開けると飲み物が切れていて仕方がないので下の自動販売機にジュースを買いに行く事にしました。

何時もはさほど気にならないのですが玄関を出て直ぐの蛍光灯が切れていたせいか何と無く薄気味悪い気分でしたが気にせずに階段を何時ものように下りていました。すると

「ピタッピタッ」

と後ろから音がして「ヤバイ」と思い外の自動販売機まで走った。
そこで後ろを振り返ると血まみれの生気のない髪の長い女性が這いつくばって近づいて来るのです。

「ヤバイ」もう駄目だと思いマンションの3階の自分の部屋を見上げるとそこに誰かが居てそいつと目が合った。

目が合った瞬間 激しい動機と身体中から汗が吹き出した状態で目が覚めた。

「何だ夢か 」

それにしてもリアルな夢だったなと思いながら 流石に今日はベットから出るのも怖かったのでそのまま毛布を頭からかぶった。

足元に少し違和感があり足を触ると何故か俺はサンダルを履いていて 次第に全身の鳥肌が逆立つのが自分でも分かった。

毛布だと思っていた物は血まみれの長い女性のシャツで俺は全身から力が抜け あまりの恐怖で意識を失ってしまった。

「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」

その声で目が覚めた俺は辺りを見渡した。どうやらあの後 意識を失ってそのまま自動販売機の横で寝ていた様だった。

その後も夜中に目が覚める事は良くあったが枕元に飲み物を置く様にしてベットから出る事はなくなり 暫くしてそのマンションを引っ越した。

一体あの出来事は何だったのだろうか?何かを暗示していたのだろうか。今でも時折あの日の出来事を思い出しただけで恐怖で身の毛もよだちます。

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