激安物件

俺は上京して来て収入も乏しい為 安い賃貸物件を探していました。でも見つかった激安物件は激安とは言え俺の収入からは高い物件ばかりでした。

やはり上京は無理かなと思い始めココを最後にと思い6件目の不動産屋に入った。

「激安物件は無いでしょうか」

「激安物件?ありますよ駅からは少しありますが4万円台の物件が2件ほどありますがどうですか?」

俺は「4万円台でも安いと思うのですが上京して収入も無いので2万円の激安物件は無いですよね。」

「2万円・・・。」不動産屋の店主は困った顔をしている。

「失礼しました。」俺は諦めて不動産屋を出ようとしたら不動産屋の店主が

「2万円の激安物件 あるのはありますがオススメは出来ません 安いですが何故か皆さん直ぐに出ますので・・・・。一様 見てみますか?」

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俺は激安物件と言う事で即決で決めました。

「物件の方 見なくて良いのですか?私はオススメ出来ませんが」

俺は安ければ良かったので契約しました。

引っ越しした夜 天井裏がガタガタうるさくネズミでも走り回っているのだろうと思い布団にもぐって寝ました。

店主がオススメ出来ないと言ったのはネズミが大量に発生して衛生的にも良くないからだろうと俺はその時は思っていた。

毎日 毎日夜中にうるさいのでネズミを全部捕まえる為に粘着質の仕掛けを天井裏に仕掛けた。

ガタガタ ガタガタ ガタガタ ガタガタ ガタガタ ガタガタ ガタガタガタ ガタ ガタガタ

凄まじい音の末 天井裏が静かになった 俺はネズミを全部捕まえたと思い天井裏を覗いてみた。

すると天井から冷たい液体が流れて来て何か確認する為に電気を付けようとすると右手を誰かに掴まれて天井裏に引きずり込まれそうになった。

俺は必死に抵抗して天井を両足で思いっきり蹴った。

その弾みでベッドに頭から落ち目眩がしたが這う様に急いで玄関を飛び出した。

俺は寝ぼけていたのかと思ったが身体にべっとり赤黒い汁が付いていたので夢では無いのだろう。

その後 俺は田舎に帰ったが部屋を返す時に一度不動産屋と激安物件へ行った。

天井裏の隙間からこちらを睨んでいる影が俺には見えた。あの激安物件で一体何があったのだろうか?

不動産屋に問い詰めたところ 昔ココに住んでいた女性が天井裏で腐乱死体で発見されたらしい。その後犯人は捕まったらしいがこの部屋に住む人は直ぐに出て行くらしい。

俺が見たものが彼女の霊かどうかは分かりませんが初めて霊的な物で俺は凄く怖い思いをしました。それ以降 俺は霊の存在を信じる様になりました。

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